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そして今、思うこと。[Atelier Spike]

 written by spike投稿日時:2009/10/09(金) 01:09

  ひっさしぶりの更新というか、半ば忘れかけていた(いつのまにか意識的に忘れようとしてきた?)このブログの存在ですが、じゃなぜ今さら更新するのか…それは去る9月28日、 カルチベートトークに参加したことと、十嵐太郎さんのブログTwisted Column 1720:気がつくと10年 Date: 2009-09-25 (Fri)を読んだことが背景としてあります。 

*(以下、引用)
twisted columnを開始したのが、1999年の9月なので(その前身となる形態もあるのだが)、いつのまにか10年を越えている。あいだにさまざまなブログや日記が登場し、消えていくのも目撃した。ちょっとだけやって一時的に目立つのはそう難しいことではないが、実は続けることが一番大変で、もっとも基礎体力を要する。同人誌『エディフィカーレ』など、文章を発表するようになってからは、15年以上が過ぎた。まわりを見ていると、天才的なセンスがない限り、やはり感性とノリだけでは長く残らない。地味だけれども、これでもう一生飯が食えると、立ち止まることなく、どん欲に勉強を続けることが重要である(僕を含めて、ほとんどの人は天才ではない)。」

まさしく、今の僕の状況を的確に表していると思ったです。

元々、新潟という地方で建築を学んでいる状況に、不満を持っていました。(今思えば、かなり幼稚なのですが)その不満は、やれ有名建築家と触れる機会が少ないだの、やれ周りに建築を学べる大学が少ないから競争がないからダメだの、いわゆるアウト・サイド・イン型パラダイムによるものでした。
そんな中、建築系ラジオを聞き始め、地方でも頑張っている学生団体(SAK)の存在を知り、会いにいったり、今年の3月新潟で開催された『新潟三大学合同卒業設計展Session!』で松田達さんに出会い「日本海最強決定戦」という構想を得て、その実現に向けて色々と動いてきたりしてきました(来年の2月末に、Session!2010が開催されます!!)。
松田さんと建築系ラジオの存在は、インターネットとその種々のデヴァイスやツールの発展により、誰しもがメディアを持ち発言できるという、地方の学生に希望を与える物でした。
しかし、それまで建築に対して燃え上がっていた炎が、3月のJIA北関東甲信越「学生課題設計コンクール」2009』への出展により、燃料不足に陥ってしまったようでした。不完全燃焼状態は、つい最近までしばらく続きました。まあ、今思うと単に現実逃避だったのでしょう。)

そんな中、先月行われたカルチベートトークに参加して、久しぶりに松田さんにお会いして、原点(正確にはそうではないが)に還ったような気がしたのです。それは、相変わらず地道(?)に建築系ラジオという活動をしておられる姿を目の当たりにしたからでしょうか。
そして極めつけは、先ほど挙げた五十嵐さんのブログ。基礎体力の不足という言葉に象徴されるように、結局はまだ何も蓄積がないにも関わらず、少し建築をかじっただけで知ったような気でいただけだったのだと思います。五十嵐さんに言わせれば、たかだか大学や大学院の間建築を学んだだけでで調子に乗るな、ということなのでしょう。(ただし、それを長年続けてみろというメッセージでもあるように思いました。)

という、反省からのブログのリスタートというわけです!!
カルチベートトークでも、中谷正人さんがおっしゃっていたようにどんなメディアも継続することでそれなりの力を持つ」ということは、確かだと思います。(ただし、中谷さんの発言は、多分にネガティヴな意味を含んでいたように思います。つまり、建築系ラジオの山田さんの僕達は手弁当でやっているわけで、それはブログのような私的なメディアの延長であり、批評をする気があるわけではない」という発言に対するものだったと思います。
別に力を持ちたいからやるわけではないですが、この先長く続けていくことでなにかこのブログから生まれていけば幸いだと思います。

ただ、他の学生のブログを見ていて思うのは、(僕自身、批評的だということ自体への理解不足が否めないですが…)批評的に書いたことで妙なナルシズムに浸ってしまっているもの(例えば「こたつ問題」への無自覚な欠席裁判の反復で満足しているブログ)、もしくは自己肯定的な発言が多いものへは、個人的に好意を抱けないので、極力そうしたことにならないようにしていこうと思います。
…でも今日だけは、許してくださいな。。。

P.S.なんど途中でアップするのやめようと思ったか分かりませんwww


 

新潟アートイベント[kato's.blog]

 written by a.k投稿日時:2009/07/26(日) 15:40

久しぶりの更新になってしまいました。研究室の仕事と卒業設計展全体打ち合わせ準備が忙しかったのだと言い訳しておきます。研究室のプロジェクトの方は一段落しました。新潟市でやっている「水と土の芸術祭」に「Riverside Node」という名前で出展しています。夏休み新潟に来る機会のある方は是非。今年は越後妻有の「大地の芸術祭」もやってますので新潟はアートイベント満載です。

谷村美術館。[kato's.blog]

 written by a.k投稿日時:2009/07/11(土) 01:03

先ほど秋山君とskypeで話していたのですが、8/1-16までの間糸魚川にある谷村美術館が開館するようです。
谷村美術館は僕の好きな村野藤吾設計の美術館で、以前福井大学のSAKのところに行った帰りに寄って見たことがあります。(既に閉館していて、中に入る事ができませんでしたが)

今回はなかなか無いチャンスなので、是非行きたいと思います。院試も近いので、できれば8/1か2あたりで。
誰か一緒に行く人募集中です。

第4回設計会[kato's.blog]

 written by a.k投稿日時:2009/07/01(水) 11:57

忙しくて更新ができませんでしたが、第4回設計会を26日(金)に行いました。3年生が2人参加してくれたのですが、ちょっと人数が少なめだったので今回は1人ずつでの設計。
課題は小林君出題で、2年生が今やってる「ペントハウス」の設計。僕は編入なので、ちょっと変わったことやってやろうと思い、ペンシルビルのてっぺんに気球を取り付けそこから街を眺める空間をつくりました。

明日からまた授業の即日設計も始まりますね…。
院試で即日設計があるので、一回一回大事にしていこう。

第三回設計会を行いました。[kato's.blog]

 written by a.k投稿日時:2009/06/14(日) 04:32

参加者は8人。うち1人は高専からの編入生の3年生です。
いつものように2人1組で設計をしました。

今回は僕が最近問題意識として持っている、「煙突」をテーマに設計を行いました。
煙突ってもともとは、排出されるガスに含まれている有害物質をなるべく高い所まで運び、地表に到達するまでに拡散させるためにあったそうです。今ではずいぶん見る事が少なくなってしまいましたが、古い町なんかでは銭湯の煙突が一種のランドマークのように立っていて、まちのイメージをつくる要素になっているんじゃないかなと思いました。

今回はテーマ設定が広く読み取れるもので、あまり難しく考えずに自由に考えてほしかったので、時間設定をあえて30分にしました。(結局10分延長しましたが…)

時間が短かったこともあり、凝った表現はできませんでしたが、その分アイデアが面白いものが4つ出たなぁという感じです。煙突の使い方そのものを読み替えたところが2つ、煙突の使い方はそのままでまちに対する見せ方を変えたものが2つ、という風に分かれました。


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